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ちょっとアワアワしながら答えると、フワリと微笑んでくれた。
「女神の微笑みだっ」
「?」
顔を赤らめ輝を見ていると、カランカランと古風な予鈴が鳴り、ガタガタとみんなは席に着く。
俺は机にひじを付き、まだ少し赤い顔を前に向けた。
担任はホストがいいな。だけど、そうゆうのって本の中だけだからな…現実ではありえないよな。ハァ…
「どうしたの?」
どうやら、顔に出てしまったらしい。輝が心配そうに俺を見る。
「いや、何でもないよ。ヒカリン」
「ヒ、ヒカリン?」
輝からヒカだけを抜いてヒカリン!君は今日からヒカリンさ☆………俺が言うとキモいからやめよ。
ガラガラ、パタン
「え~俺はこの1-Aの担任をすることになった。名前は大原 銀だ。よろしく」
黒板に名前を書きながら自己紹介をする。
スーツを着崩して着ている金髪のイケメン。まさにこれは、ホ、ホストだ!本当にホストが担任になったよ!
みんなの目がハートになっちゃってるよっ
「あ、あの、どんな人がタイプですか?」
「秘密だ」
ウインクをし、ちょっとエロティックに言う。
わぁお。エロさ全開のホストですか!
「「「「「「きゃああああ」」」」」」
うほっ耳いたい
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