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俺はどうすることもできずにその場に呆然としていて、会長も平松くんを無下にできないのか相手にしながら心配そうに俺を見ていた。
「薫!また龍牙のことタブらかしてたのか!?いけないんだぞ!!」
「はあ、」
「聞いてるのかよ!?薫なんて最低だ!!」
めんどくさくなり立ち上がって、気分的に海に近寄ると後ろから平松くんが俺をバンッと押した。
もちろん、気を抜いていた俺はそのまま海にダイブしてしまった。
「松崎っ、!?」
流石にその行動には驚いたのか、会長はギョッとした顔をして俺に近寄ってきた。
「龍牙!!薫なんて放っておけよ!!こんな奴相手にする必要ねぇよ!!」
だが、平松くんに動きを止められてしまい、そのまま会長は平松くんに気圧されるようにその場を去ってしまった。
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