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「ふう、きもちー･･･」
どうやら双子はおれが和葉ちゃんたちに怒られている間に浴槽にお湯を張ってくれていたらしい。
「薫、大丈夫か？」
「んー･･･ぎんせんぱあい？」
「おう」
「入って来ないでよお、」
銀先輩は遠慮なく浴室の扉を開けると、服は着たままで中に入ってきた。
「お前が遅いから様子見にきたんだよ。あと、説教な」
「うええ、銀先輩までえ？」
説教と言われた瞬間、俺は眉にシワを寄せて口のあたりまでお風呂に浸かった。
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