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みんなで教室に戻っている途中、和葉ちゃんの携帯に神楽先輩から電話がかかってきて、和葉ちゃんとりーくんは風紀室に行ってしまった。
たろちゃんはまだ食堂だろうし、残ったのは俺とけーくんの二人。
「けーくんは教室行くのお?」
「んや、まだ仕事残ってるし生徒会室戻るつもりやで」
「じゃあ、俺も生徒会室行こうかなあ。けーくんの仕事手伝うよお」
「ほんまに?薫は仕事早いから手伝ってくれたら助かるわ」
そんなこんなで俺たちは生徒会室に向かった。
「そういや、あれが鈴木の言うてる王道なん?」
「そおみたいだねえ」
「てことは、変装なんやんなぁ」
「王道って知らなくても変装なのわかるよねえ。会長たち、気づかないのかなあ」
けーくんもたろちゃんの話聞いてるから普通の人よりは王道とかの話がわかる。
てか、俺とかけーくんが興味ない時点で王道じゃないよねえ
そんな話をしながろ歩いていると、すぐに生徒会室に着いた。
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