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「すみません!!」
副会長が出ていってからしばらくすると、目に涙を溜めた可愛らしい男の子が入ってきた。
確か、副会長の親衛隊隊長の子だったと思う。
「なんだ」
会長はその子を見た瞬間、煩わしそうな顔でそう言った。
「あ、のっ・・・涼宮様が誰かに殴られて保健室にっ・・・」
「「秀ちゃんがーっ!?」」
副会長の親衛隊隊長の子がそう言うと、真っ先に双子が驚いたようにそう言った。
会長も少し気になったのか眉間にシワを寄せている。
「・・・じゃあ、俺、手開いてるし副会長のこと見てくるねえ?」
俺はそう言って副会長の親衛隊隊長を連れて生徒会室を出た。
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