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おまかせにするのも微妙だったので、自分で選ぶことにした。
悩んだ末なんとか装備を決めるとこができた。
兜:ダークリング
鎧:ダークコート
脚:ダークチーノ
靴:ダークスニーカー
ダークだからと言って全身黒い訳ではない。
ダークシリーズは高い防御力を誇り、それに加え闇耐性がある。
それと、今気づいたのだが、どうやらステタースは具体的な数値では表示されないらしい。
わかるのは、装備とlevelと名前だけだ。
防具を揃えた拓也は戦ってみたい、という衝動にかられた。
右側を見ると…この街の出入口となる、大きな門とその先には深い森が広がっていた。
(街の外に出て、モンスターを倒してみようかなぁ)
そう思い、門へと歩きだした。
門の前には丸い広場があり、人々が集まっていた。
その人々の中心にいる人物、それは拓也と同年代くらいの女の子と30代後半くらいのおじさんだった。
ということは、周りは野次馬かな?
何が起こるんだろう。
「決闘だぞぉーーーーー!」
野次馬の一人が大声で叫んだ。
その声を聞いた人が一人、また一人と広場に集まってくる。
拓也も観戦することにした。
「やめて!」
渦の中心の女の子はおじさんに向かって言う。
女の子はおじさんに腕を引っ張られている。
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