日常

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目を開く。 見慣れた天井が映る。 「殿様!」 声のした方に顔を向けると実忠の安堵したような顔が目に入った。 「どうしたのだ?そんな顔をして。」 「どうしたもこうしたも!夜中にふらふら出歩いて!鬼にさらわれかけて!」 「あぁ。そうだったな。」 しかし酷いことはされてないよ、と笑う。 それを見て実忠はため息をつく。
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