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『しかし、ダメージが魂へと刻まれるため、敵の手や足を斬り行動不能にしたりすることは出来ません。また、攻撃力や防御力もあまり高くはないため、ソロでの戦闘にはあまり向いてないと言えるでしょう。それに比べ、デュラカース製の防具や武器は種類が豊富で攻撃力や防御力が高いものが多いため多くの敵を倒すことが可能となるでしょう。しかし、こちらは魂へのダメージ変換が行われないため、ダメージが身体へいくことになります。つまり、斬られたら血が噴出し、潰されたら肉片が飛び散るわけです。さらに、一度デュラカース製の武器や防具を使ってしまうと、我々が提供する防具や武器が使用できなくなり、それからは永遠にデュラカース製のものを使用しなければいけなくなります。これらのことを踏まえ、よく考えた上で防具と武器を選ぶようにしてください』
「......」
静寂があたりを包む。
皆、俺と同様にこれから送られるであろう世界について考えているのだろう。
俺は血や肉片といったようなものが苦手だ。
だからっきっとデュラカース製の武器は使わないだろう。
でも、周りにいる人はどうだろう?
もしそういったものが好きな人がいたとしたら...
そう思うと、なんだか気味が悪かった。
『最後に、今回の目的をお話します』
俺はまだ一番大切なことがまだ話されていなっかたことに初めて気がついた。
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