1人が本棚に入れています
本棚に追加
翌日2人は昨日の話でもちきりだった
だが声が聞こえたと言う話題には触れられなかった
「マンホール開けてみればよかったな~」
「あれ僕も開けようとしたんだけど無理だったんだ」
「俺にできね~事はねーよ」
タカシは威張って言った。
「そうだね...」
それから数日後タカシとジョイは些細な事で喧嘩をした。
その後タカシとジョイは別々の友達と遊ぶようになった。
そして学校の卒業式の時がきた。
タカシとジョイはその時久しぶりに会話をした
ジョイはタカシに
「あの時の事覚えてる」
「いつだよ?」
「奇妙な手紙の地図の事」
タカシは思い出して笑った。
ジョイは急に妙な事を言い出した。
「僕あの世界に行く事にしたんだ」
タカシは何を言っているのか分からなかった
「何の話だよ」
タカシは笑った。
だがジョイは真面目な顔をして続けた
「あの世界でするべき事が僕にはあるんだ」
「僕にしか救えないんだ、いや僕らにしか」
タカシは黙って話を聞いていた
僕らにしか....?
そしてジョイはこう続けた
「一緒に行かないか?」
タカシは意味がわからなかった
「どこにだよ」
「異世界」
「異世界?」
最初のコメントを投稿しよう!