異世界?

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翌日2人は昨日の話でもちきりだった だが声が聞こえたと言う話題には触れられなかった 「マンホール開けてみればよかったな~」 「あれ僕も開けようとしたんだけど無理だったんだ」 「俺にできね~事はねーよ」 タカシは威張って言った。 「そうだね...」 それから数日後タカシとジョイは些細な事で喧嘩をした。 その後タカシとジョイは別々の友達と遊ぶようになった。 そして学校の卒業式の時がきた。 タカシとジョイはその時久しぶりに会話をした ジョイはタカシに 「あの時の事覚えてる」 「いつだよ?」 「奇妙な手紙の地図の事」 タカシは思い出して笑った。 ジョイは急に妙な事を言い出した。 「僕あの世界に行く事にしたんだ」 タカシは何を言っているのか分からなかった 「何の話だよ」 タカシは笑った。 だがジョイは真面目な顔をして続けた 「あの世界でするべき事が僕にはあるんだ」 「僕にしか救えないんだ、いや僕らにしか」 タカシは黙って話を聞いていた 僕らにしか....? そしてジョイはこう続けた 「一緒に行かないか?」 タカシは意味がわからなかった 「どこにだよ」 「異世界」 「異世界?」
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