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「き・・・君!何をするんだ!貴重な資料だぞ!!」
「は・・・・はなしてください!!これは破壊すべきです!!!」
「いい加減にしろ!!」
滝原が横から現れ友治を思いっきりぶん殴った。
「ぐは!」
あまりの衝撃に友治はツルハシを離し地面に倒れ込む。
そして滝原は友治の前に立ち怒り心頭で口を開いた。
「君はいきなり何なんだ!?君が優秀な生徒だから経験になると思ってつれてきたがこのざまか!!」
「い・・・・いや、これは!」
「黙りなさい!」
船路は横から真剣な顔をして見つめている。
「もういい、君には失望した!早く荷物をまとめて帰りなさい!!」
だがその時、石像の一体が人間になった。
「なっ!?」
それを目の当たりにした友治は立ち上がり後ろに徐々に後退する。
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