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「たっくん、早くぅ。」
「かあさん、待ってよ。」
ぼくとかあさんが暮らしている家にて…
かあさんは、黒のタンクトップの上から白のブラウスをはおっていて、下はネイビーのレギンスを着て、白いシューズをはいて、白のトートバッグを持っています。
ぼくは、ダークブラックのスーツに、水玉模様のネクタイの姿で、ジュラルミンケースを持って、黒い革靴をはいている。
「お待たせ…じゃあ、行きましょう。」
ぼくは、かあさんと手をつないでそれぞれの職場へ向かっていた。
(ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…)
かあさんとおててをつないでいるとき、ぼくの胸の奥の鼓動が激しく高鳴っていた…
かあさんのぽってりとしたやわらかいくちびる、ふくよかな乳房をぼくはチラチラとながめていた…
ぼくは、かあさんの肩に寄り添いながらスリスリしていた…
「かあさん…かあさん…」
「どうしたのよたっくん…甘えん坊さんね。」
家から歩いて4分後…
かあさんがパートで働いているパン屋さんに到着した。
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