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* 教室 *
愛歌
「やっぱり、私には望みがないんだよ……翠寿ちゃん」
翠寿
「何言ってんの、チャンスじゃない。頑張れ愛歌!」
愛歌
「うぅ……」
翠寿
「愛歌は、本心の芝居だもんね」
愛歌
「だって、流星くんと同じクラスにいられるだけで幸せだって思っていたのに……舞台やるから、一緒にいられるなんて……嬉しくて」
翠寿
「告っちゃいなさいよ、愛歌」
愛歌
「────……ッ無理だよ……私の芝居、本気すぎて、きっと流星くん惹いてるもの……」
翠寿
「本当にそうかねぇ?」
愛歌
「好きって気持ち、押しつけすぎかなあ……」
─────しゅんとする愛歌
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