7人が本棚に入れています
本棚に追加
「いやいや,なかなか起きなくて本当に死んでしまったかと思いましたよ。」
「起きないって,そりゃぁトラックに轢かれたんだからすぐには・・・・ってやっぱ俺死んでないんだ。」
「はい?あなたはもう死んでますよ?」
「いやいや,あんたさっき死んでないって言ったじゃんか。」
「えぇ。でも地球上にいたあなたは今日6月26日をもって死にましたよ?2トントラックに轢かれちゃ牛乳に相談しても助かりませんよ?」
「おまえ牛乳なめんなよ?1日に1リットル飲んでればこれくらい・・・・・あれ?」
なんでこいつは俺の思ったことが分かるんだ?
「ふふっ・・・その顔は『何で思ったことが分かるんだこの金髪イケメン兄さんは!!』っていう顔だね?」
「いや,前半しか当たってないから。」
「何を隠そう,僕は神様だからね。」
なん・・・・だと・・・・?
おいおい待ってくれよ,俺,ついにやっちゃったのか?
事故にあって天界かなんかに行って神様にチートくせぇ能力もらっちゃう王道ルート入りました?
キタコレだよ!なんか知らんがタナボタだよ!
ついに俺の時代がきたぜ!!
「な,ならさ,何で俺は死んじゃったの?」
「うーん,言いにくいんだけど,実はこちらに不手際があってね,君は残りの人生を全うせずに死んでしまったってことなんだ。」
来た来た,王道パターン!
このままなら・・・・・
「だから,地球とは,いや,君がいた世界とは違う世界で生まれ変わってみないか?」
「異世界転生キターーーーーー!!!」
夢にまで見た転生。
さよなら日常。こんにちは非日常!
よ,よし,まずはSランク級の森で魔盲の少女GETしちゃる!
「なぁなぁ神様!そこって剣とか魔法が化学の代わりに発展した世界なんだろ?もー俺わくw「違うよ?」
ん?
最初のコメントを投稿しよう!