クルミのライブ

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『間話』 強平side─────── あーー、俺ってなんでこんな立ち位置?キャラになったんだっけ?ちょっと思い出してみるか! ───── ──────── ──────────── 半年前・・・・ 強平母「ほらっ!あんたも高校受かったんだから!少しは身なりを整えてきなさい!これくらいあげるから服買ったりしてきな!あーー!もう、見苦しい!こんなに髪伸ばして!根暗みたいな顔して!」 そう、中学生時代は髪は伸び放題眼鏡をして顔を見えないようにしてきた。まさに根暗、勉強しかすることがないし友達もいなかった。 「ええーー、いーよどーせ俺には友達なんて出来ないしさ。なにも取り柄ないもんこんな、ナヨナヨしてるし余計さ」 強平母「とりあえず!行ってきなさい!ここの美容院予約しといたから!!ほら!いってこい!」 ───── ───────── カランカラン 店員「いらっしゃいませ~。あ、強平くんですね?お母さんから髪型まで指定されていますので。この本を読んでてくださいね?」 ん?この本ハーレムもの?え?マンガ?おもしろいなでも。この主人公より、はこの蹴られても殴られても主人公から離れずに支えてるこいつ格好いいじゃないか! 俺こいつみたいになるぞ!そして、影から支えるんだ。 「店員さん!ありがとうございます!参考になりました!俺こいつみたいになります!お世話になりました。」 カランカラン タッタッタッ 店員「あれれ?お母さんが言うにはこの主人公に憧れる子と聞いてたのになぁ。 しかも髪型まで予定のから変えられたしなぁ。でもまあ、似合ってるからいっか!」 ───── ────────── ─────────────── よし!服もあんな感じに軽くチャラついた感じにしたし!あとはマンガとか色々読んで勉強だ! 強平母「はぁ。なんでまったく。この子はなにか、やりたいこと見つけたのはいいけど。こんな、バカな子だったかしら。どこを間違えたのかしらね。勉強好きだったのに、勉強しなくなったのはだめよね?どうにかしないと。」 何の取り柄もない。根暗な俺は こうして今の俺になった。これからも史哉、煉お前らを支えていくからな! こうやって踏まれてるのもいつかは実る日が来るよな!気合い入れ直すぞ! 「あふんっ!もっとふんでぇぇ!!」 ────────────── ────────── ────
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