735人が本棚に入れています
本棚に追加
/488ページ
李也『俺な……涼おじさんの所にお世話になる事にした』
樹奈『へ?何で?』
李也『親父が……九州に転勤になってな。一緒に行くか涼おじさんの所にお世話になるか考えてたんだ』
樹奈『だから最近元気なかったの?』
やっぱり樹奈気づいてたか。
李也『あぁ。でも、俺樹奈と一緒に高校通いてーし、樹奈を送り出したいからな』
樹奈『私の……ため?』
無性に樹奈を抱きしめたくなったけど我慢した。
まだ気持ち伝えてねーしまだ気持ち伝えるつもりねーからな。
樹奈『あり……がとう』
そう言って樹奈は涙を流した。
俺は樹奈の頭を撫でた。
最初のコメントを投稿しよう!