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「おい、大丈夫か、お前!?」
「はぁ、はぁ……あ、あり…がとう?」
「……なんで疑問系なんだよ」
私に負けず劣らずのファッションセンスと髪型をした少年が、腕をつきだして人間を威嚇していた。
手には魔界の道具を持っている……もしかして!
「ね、ねえっ!あなた…悪魔ですか?!」
突然言われてビックリしたのだろう、少年は目をまあるくさせて私を見つめた。
目が合うと、赤色の右目と青色の左目をしていて、人間ではないことがすぐわかった。
しばらく見つめあった(?)あと、彼はきょとんとした表情で喋りかけてきた、私に。
「お、お前か?……俺のパートナー……」
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