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そりゃあ、行きたいけど…………
「もう!ほらっ、おいで!」
迷ってる私を無理やり引っ張る。
ぱっと、私はさりげなく如月先輩を見る。
えっ??
ちらっと見たはずなのに、先輩と、ばっちり目が合う。
私はすぐさまばっと下を向く。
えっ!?今、先輩と目が合った??まさかねっ!気のせいに決まってるよ!!
やっと、彼らが立ち去りクラスは落ち着きを取り戻してきた。
「あたし晃様と目があっちゃった。いい事あるかも~」
前の席の麻莉亜が嬉しそうに、器用にシャープペンをクルクル回す。
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