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哀れみた目で倒れた竜牙を見て…なんかこう可哀想なんだけど可哀想に見えないというかなんというかとモヤモヤした気持ちでそんな時
風太が覗き込むように、俺の顔を見ているのかなんなのか…分からない視線で声を出そうとした瞬間に
クイッと顎を掴まれた
「…………風太？」
じっと、さっきみたいな怒った感じではなくただただ見つめられてる感じだ
「宏人ってさ、ほんっとに自覚ないよねぇ…まぁ僕はそんなところも全然好きなんだけどね……」
ニヤリと小悪魔ぽく、口角をあげる風太に対して
俺は全くもってそんな小悪魔風太の言ってることが分からず、首を傾ける
「なのに、どうやってこんな獣の檻の中に入ってこれたのか僕は不思議に思うよ」
すごいシリアスな空気なのは分かっているのだが、だがな……さっきからピクピクと動く竜牙に吹きそうな俺がいるｗｗｗｗｗ
ちょっまっゴキブリが新聞紙で叩かれた後みたいで本当にくっｗｗｗｗｗｗｗ
まぁでもｗｗｗ竜牙って結構人類の進化系でゴキブリ並に生きそうだよなｗｗｗｗｗ
「ねぇ……宏人、僕を見てよ」
「ん？どうしたんだふry」
その言葉で竜牙の方から風太の方を向いた瞬間、口に柔らかい感触を感じた
ん？
んん？
んんんんんッッ！！？
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