4088人が本棚に入れています
本棚に追加
「えっ…つーかよ、なんでまた銀髪なんだよ?まさか……地毛!?」
「馬鹿ちげーよ、ハゲ」
スパァァンッ!と良い音で、風太が竜牙を一発。
中々痛そう見えるけど、叩かれた竜牙は目をまたもぱちくりさせていた
「……そーいやぁ、なんで銀髪なんだよ風太ぁ」
ちらりと風太の方を見てそ、首を傾けて聞いてみれば
俺と目を合わせるなりジッと見つめ返してきたかと思えば
ぷいと可愛くも視線を逸らされてしまった
「ふーたあー!」
「教えなーい」
何故か理由は分からないが、教えてくれない上に全然こっちを見てくれない(´・ω・`)
……こんちきしょう、小悪魔風太め
えぇい!もうこうなりゃぁ最後の手段じゃ!!
「今日、一緒に風呂入ってやっから教えてくれよぱれすッ!」
最後の手段とはいかにwwwwww全くもって誰得に程があるわwwwwwwww
というか、もしも俺が言われた側だったらこっちから願い下げだよwwwwwwww
「えっ!ほんとッ」
そして意外と効果ありだったっていうwwwwwwてか、風太さん何故に目をキラキラさせてんスかwwwwww
俺、細くも筋肉質でもないんだけどwww強いていうなら最近おやつ食べまくっててちょっと横腹でゲフンゲフン
「ほんとほんとwww」
「なら、一緒に入った後に教えてあげる」
風太に頬にチューされて、にこりとエンジェルスマイルで言われた……後ッスかよー
ちぇーと言いながらも、イタズラっぽくも笑う風太にトゥクントゥクンな俺
「俺も一緒入るうぅ!!」
「……お前は雨にでもうたれてろハゲ」
そしてこのギャップである
流石に竜牙が可哀想になって頭を撫でてやってたら、調子に乗ってきやがったのか抱きついてきやがり
それを風太が軽々と離して、竜牙が何故だか宙を舞っていた
最初のコメントを投稿しよう!