4088人が本棚に入れています
本棚に追加
ー-----
「んふふ?んふふんふ?」
何となく鼻歌しながら、下手くそにスキップをして
「…どうした、お前?」
寮の入り口付近で、変態寮長さんがアホみたいな驚いた顔で俺をみてくる
完全に何してんだこいつ、と言わんばかりの表情で先ほどの竜牙みたいに口を開けたまんまだ
だが、しかし今の俺はご機嫌がよいのだよ……
「RYO☆U☆CHO☆U」
俺の素晴らしいイントネーション、それと同時に目の前の変態寮長さんに何となく突撃ドォォン!!wwww
「うおぃッ」
突撃というよりも、抱きつきにいったに近いけど別に同性だから気にしなーい!気にしなーい!と抱きついたところから顔を上げてみれば
「な、なんだてめぇ!?」
鯉に餌あげたときみたいに口をパクパクしてやがるコイツwwwww
ただ抱きついただけだろwww変態のくせに動揺し過ぎだバーカwwwww
「なんもないに決まってんだろwwwww」
とりあえず変態から離れて乱れた制服を整えつつも、なんか知らんけど寮長の顔が色々とあれでwwwwwwww
「慧ちゃんイケメンな顔が台無しだぞwwwww」
それはそれでメシウマだけど、それだとチワワ達が寮長とニャンニャンしてくれなさそうなので一応指摘してやる……腐男子な俺氏優しい
「……神沢、今すぐ押し倒してぶち犯かすぞ?」
くっそwwwww優しい俺に対してぶち犯すとは……!
「てか、いっつもチワワとニャンニャンしてんだろwwwww腐男子の上に顔が平凡以下な俺を犯したいとかどんな趣味してんすか慧ちゃんはwwwwwww」
そう言いながらも、少し距離を離す腐男子の俺の心はヘタレであった
最初のコメントを投稿しよう!