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嫌に静か過ぎる
アイツだったら、一人だろうともギャーギャー言ってそうな気がするし
俺は無意識に、忍び足で部屋の中を歩く
耳を済ませば小さくながらに、聞こえやがる物音
直感的に寝室から聞こえやがる
俺は勢いよく、ドアを開けた
｢宏t…どぇッ！？｣
あけた瞬間、何故か紐でぐるぐる巻きにされ天井から吊されていた
開いた口が塞がらねぇ
｢んふーふふ｣
そして口に布も巻かれた口でそう喋る宏人……マジ何がなんなワケなんだよ
とりあえず、コイツを助けてやるかと思い口のを外してやり紐も取ろうとした時
背後に何かを感じた
｢竜牙ッ！｣
そう叫んだ宏人の声に振り向いたのだが、間に合わず
またもや俺は気を失った
てか、最近俺ばっかり気失ってねぇか？
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