変態でも恋がしたい!

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暗闇の部屋の中で、窓からの月の光だけを頼りにする つけている髪の色を取り落とし、いつも通りの銀髪に戻り少し髪をいじる やっぱり、普段のこっちの方が断然落ち着く そう思いながら、綺麗に着こなした制服を脱ぎすてて気軽な服装へと着替えた 「…宏人」 自然と宏人の名前を、口に出す 会いたいなぁ…今すぐにでも、貴方の……宏人の側に僕は居たい でも少しだけの我慢だ、明日になればすぐ会える 宏人の側には居れるだけど、側に居るだけじゃ足らないんだ…宏人を僕のものにしたい ……ねぇ宏人は、どんな僕を見ても嫌いにならないのかな? 僕は、どんな宏人でも嫌いになんてならないよ 「…ねぇ、宏人」 僕はソッと、窓に手をあて月をなぞった
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