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五六「サ―――ノバ・ビィ―――――チッ!!貴様、なんだそのふざけた夢は!!」
先生は奈々を怒鳴り飛ばし、周りの女子達にはなんかゴミを見るような目で奈々を見ていた。
奈々「あ、間違えました」
その空気の中、何を間違えたかわからないが、なんか奈々が言い直しを要求してきた。
五六「ならば、言い直してみよ」
奈々「五六先生のような先生になりたいです」
青春マンガのラスト一頁を飾るようなセリフを入学式当日に吐きやがった。
五六「…………。そうか。ならば努力をするように。私で良ければいくらでも協力しよう」
なんだ?この先生、手のひら返しやがった。
「きっと言われるのが憧れだったんだね」、と奈々が小声で俺様に言ってきた。
つうか、五六先生のようになりたいって結局女子校の先生になりたいと同じじゃねぇか。
気付けよ五六先生。そこの奈々の夢の具現化よ。
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