人の夢と書いて儚いと書くらしい

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俺様は窓側の一番後ろの席。奈々はそのすぐ前だ。クラスを上から見たら男子だけ隅っこに追いやられてるように見えるがきっとその考えはあってるだろう。 奈々「いいかいびゃっ君。ハーレムには条件があるんだ。引当金の四つの要件と同じようにね!」 闢「要件?」 奈々「まずハーレムになるための要件。それは群がる女の子が自分に対してかなり高い好意を持っていることだよ」 奈々「ここは元女子校だぜ?この高校に入学しているほとんどの女の子はお嬢様とか男子に対して免疫をきっと持ってないんだ」 奈々「だから、僕らは彼女たちにとって珍しく珍妙で恐くて、イリオモテヤマネコみたいな感じなんだろうね」 闢「………寝ていいか?」 奈々「アハハ♪もう、びゃっ君ってば。犯されればいいのに」
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