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『だ、誰だ!』
草むらから出てきたのは、9才くらいの金髪少女
『お前こそ誰だ。この森からでてけ』
『なっ!?』
堂々とした態度で俺に言う
少し細めた赤い目で俺を睨む
そのまえに、俺は好きでこの森に入った訳ではない
いきなりでてけって言われても
道が分からない
あ、この人なら知ってるかも
『出て行くので、出口教えてくれないかな』
俺よりも小さい子に道教えてもらうとか
こんな恥ずかしいことはめったにないだろう
『・・・・・じゃあついてこい』
『はい!!』
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