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「俺はお前達みたいなのと違って、人間を殺したりするために武器を使ったことはねぇんだよ。」
ラマレが銃をホルスターにしまう。
「その割りにその銃、ある程度使いこなしていたじゃない?」
「・・・生きるためだ。そのためにこれは持っている。」
「そう、良い理由ね。」
キャリーが頷く。
「何かを壊すために武器を振るうよりもずっといいわ。」
「・・・・・。」
「さ、行きましょう。」
キャリーが出口に足を運ぶ。
「この先にある町に少し身を潜めて、態勢を整えましょう。」
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