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そう彼女が向けた視線の先には
もう1人の女の子が佇んでいる
その手にはギラリと光る鋭利な刃物。
そして思い出したように話し始めるんだ
「あ、そうそう。コレあげるよ」
そう言って手に持つ刃物を放り投げた
それは彼らの頭上を通って花梨の手の中へ収まる
「ありがとう。それじゃあ、ゲームスタート」
それを合図に花梨ではないほうで悲鳴が上がった
彼らは慌てふためき、悲鳴が絶え間なく響く
階段を下りようとするものの前には花梨が立ちはだかる
「何逃げようとしてんの?
今まであんた等が私にしてきたことを忘れたなんて言わせない。
それ以上のことを返してことの復讐でしょ?」
そう問いかけると近くに居た奴の頭を掴み
一息に刃物を振り切った
血飛沫が上がり、花梨の顔を赤く染め上げる
顔についた血をぺろりと舐めると
次は誰かなぁなどと品定めをし始める
「みんな、安心して。
もう2度と私たちと会うことはないから・・・・」
そう言って笑った顔はまるで悪魔。
彼らの引きつった顔を楽しむかのようだった
彼らは花梨と由香の手によって殺されてしまった
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