休日の朝

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またちゅっちゅっとやさしいキスを繰り返しながら、ゆっくりと律動を始める。 身体中を這う指先から与えられる刺激に、身体の芯からじわりじわりと熱いものが溢れてくる。 「れ、んっ……好きっ……」 「ん。俺も、好きだよ」 至近距離で見つめ合いながら想いを伝え合ったあと、そのまま一緒に昇り詰めた。 蓮がくたりと力を抜いてあたしの上に覆い被さってくる。 それがまた心地よくてあたしは蓮の背中に腕を回してしがみついた。 「あー、やべえ」 あたしの肩に顔を埋めている蓮は溜め息混じりにそう声をこぼす。 「蓮?」 ちらりと蓮の方に視線を向けると、すぐそこにある蓮の耳がほんのり赤く染まっているのが見えて。
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