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確か学校と買い物からの帰り道で…。
袋の重さに文句を言いながらも必死に歩いてて…。
「…なんでこんな所でボケッとしてたんだ…?」
あたしは馬鹿なのか、何も思い出せなかった。
携帯の時間を確認するもそんなに時間は経っていなかった。
「……ま、いっか。」
あたし、考えるのは好きじゃねぇし…。
それよか、愛華に美味い飯食わせてやって。
琢磨には溜まってた郵便物の整理と新聞やってもらおっと。
母さんは今日早く帰って来れるらしいからゆっくりさせねぇとな!!
「……?」
何かを感じて、公園の中を見てみればそこには何も変わらない風景。
「…なんだろ…。」
この胸の中にあるモヤモヤ感は…。
「……まぁ…良いんだってば。」
あたしはしっかり荷物を持ち直し、家に急いだ―――…。
end...
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