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多少イジメすぎたかな…と思いつつそれを悪いとは思わないのは相手がいじられることが大好きな雅だからだろう。 あたしは一応雅の分を渡す。 「じゃああたしはこれで。」 「本当に帰るんですか?」 「本当に用事あったしね。」 この大量生産した物を今日中に配らなくては。 まずバーに行って咲さん達に配って。 …勿論兄貴には拳骨月付だが。 次は一応桜花に戻っていっくんたちにもあげて。 それから地元で百合達にあげて…車で家まで送ってもらおう。 それで残ったのは家族に。 一瞬警視庁まで行くか悩んだがそこまでの時間は無いし、どうせあそこにはクソ親父と泰樹さんしかいないから良いと判断。 親父は面倒だが泰樹さんは気にし無さそうだし。 放っておいても大丈夫だろう。 「じゃあね。」 「送ってくよ!!」 「大丈夫、俊さんが待っててくれてるから、気にしないで。」 「……。」 「分かった、また明日学校でね。」 浮かれている涼とチビ、雅を視界の中に入れクスリと笑うと部屋を出た。 ちなみに袋の中に入っているクッキーの枚数は五枚。 うち一枚涼のはタバスコ入り。 五枚の内二枚がわさびとタバスコ入りの雅。 明日の学校が楽しみだ♪ .
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