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七「でも、私は知ってるよ。
アキラは、ただ喧嘩をしてるだけじゃないってこと。」
『知ったようなことを...』
七「私アキラのことなら何でも、知ってるよ ニコッ」
『...』
アキラは少し、悲しい顔をした。
だが、七瀬に背を向けていたため七瀬には分からなかった。
ーーーキーンコーンカーンコーン
七「チャイムがなったよ
教室に戻ろう?」
『一人で戻れ。
俺に構うな』
明るく話しかけても、何も変わらず冷たく突き放す。
七「そっか...
じゃぁ、また昼放課に来るね!」
一瞬悲しい顔をしたが直ぐに、もとに戻しいつもの七瀬に戻ってから、その場を後にした。
そしてやっと一人になり、その場に寝そべりまた空を見た。
『"知ってる"か...』
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