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近野 結愛(こんの ゆめ)、
近野 渋稀(こんの しぶき)
「渋稀ぃ
あたしね、自分で言うのもあれだけど
汰句と出逢って成長したと思うの。」
「…胸が?」
「心が。」
「あ、心ね(笑)」
「もー…
まぁ、結構傷ついたけど
それなりに幸せだったし…
私の人生って、これで終わりなわけじゃないじゃない?
だから、もう少し男の子とも自分から話してみようと思うの(笑)」
「…うん(笑)
でも、無理に話さなくたって
俺がいるから(笑)」
「まーだそんなこと言ってー
何度も言ってるけど、私より彼女の方優先してあげて!
せっかくモテるのに勿体無いよ!」
「別に、好きでモテてるわけじゃねーし…
つか、結愛より良い女なんていないし。
俺、そばにいるのは一生結愛だけでいーと思ってるから!///」
「…ぷっ(笑)
そーゆうのは、好きな子に言ってあげなさい♪」
「っ…俺はっ」
「あっ!渋稀っアイス買って!
家に財布置いてきちゃった(笑)
帰ったら返すからぁ
お願いぃぃぃ」
「…(笑)
まーいっか…
アイスぐらいおごってやるわ!」
「ほんとにー!?渋稀大好きぃ♪」
胸に秘めた想い、一生伝わらなくても
君の隣にいれるならそれでいい。
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