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「さて、行くか」
ふと空をみあげると、いつもとは違う空
スッキリとした青空が広がっていた
『由梨へ
いつも俺の事信じてくれてたりがとう。
いつも笑ってくれてありがとう。
約束、守れなくてごめん
ずっと大事にするって言ったのに、大切に出来なくてごめん
絶対傷つけないって言ったのに、いっぱい泣かせてごめん
それなのに、俺の傍に居てくれてありがとう
きっと、由梨より俺の方がずっと無限倍好きだし、愛しいと思ってる
由梨はもうここにはいないけど、独りでも大丈夫なように生きていくから。
何度だって伝えるよ
これからも…由梨だけを愛し続けると誓います。』
たった一度の人生の中で
君に出逢えた奇跡が
例え、偶然だったとしても
俺にとっては逢えた時点で
最高の幸せでした。
完。
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