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【香川 美里】
あっれ…珍しい人がおるなー…
銀髪のあおい瞳の少年に気づかれてしまう前に、興味本意で声をかけてみた。
細い枝に乗りながら下を眺めていると、やっと楓が気づいた。
錦「美里さ…」
香「楓な、あとで罰ゲーム。おひさ、歩亜」
ついでに、俺は2ーAやから。と付け足す。
みるからに作り笑いがひきつってる楓を見てクスッと笑ったあとに、久々に会った義兄弟が口を開く。
歩「美里!男になったんですか」
香「ぇ…っと…元から男なんやけど…」
歩・錦「「え?」」
そんな女の子に見えるもん?
身長173㎝で髪は紫色で一人称『俺』で…
香「そりゃ、本家ではエクステつけてぎょうさん人いる中で舞台立つけどなぁ、どーやったら女に見えるっちゅう話になるんや…」
三「香川…なんかいろんな所の言葉が混ざりすぎ。つか…いつもよりなまりすぎ」
おっ…と、聞き取りずらかったかな(汗
香「あっ、ごめんな。…ってなわけで明日から演劇会があるってきいたからさ、歩亜に…姫に忠告や」
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