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【五十嵐 歩亜】
相「…姫、可愛すぎるからその顔やめて」
襲われたいの?と小声で続けた。
歩「……はい?」
目を開けると、暗い部屋になれた目が、相澤さんを見つけて…真っ赤になった顔をそらされる。
……真っ赤、ですか?
歩「あ、あの…怒って…」
相「ない!!照れてるだけ!」
何故でしょう、かわいらしいと思ってしまうのですが…。
田中さんと同じ雰囲気を感じて頭を撫でると、そらされていた視線が合う。
相「本気で、その天然こわいわ…」
小さく呟いた声は、僕の耳に届くことなく、大きな音にかきけされた。
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