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自分より、ほんの少しだけ小さい彼を観察する。
背丈、銀髪、大きい目、可愛い系の顔、colorに因縁をつける可能性のある人物とくればー…
「離して下さい、一姫-イチヒメ-さん。」
払いのけるようにして、手を叩き落とす。
彼は、名前を呼ばれると思っていなかったらしく、驚愕していた。
「なんで俺の名前を………って、そうかお前も俺と友達になりたいんだな?!」
(………はぁ?)
意味がわからない。
なんで、そういう事になるんだ?
「……゙四季゙の一姫は有名なだけですよ。」
当たり障りのないように答え、友達になるのはご遠慮願う。
ちなみに゙四季゙とばcolor゙と対立している族。
「そうか!まぁいい、お前は……アイ、アイか!これ下の名前か?」
名札がまさかの命取り。
スピーディーに名前を知られてしまう、偽名だが。
「俺は、一姫じゃなくて姫宮 一-ヒメミヤ ハジメ-だ!俺は姫って呼ばれるよりハジメって呼んで欲しい!」
姫扱いだけでなく、本名からして姫だったのか。
ってか、貴方の中ではもう友達は決定事項ですか?
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