回想、遠慮します。

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この突如として現れ、友達宣言した一姫がこの後の元凶。 「アイは、俺の事ちゃんとハジメって呼べよなっ」 「アイって名前は、漢字どんなんなんだ?」 「アイは、何歳だ?」 「アイ!俺が聞いてんだからちゃんと答えろよ!」 全てを無視し、俺は開店作業を続けていた。 「…なんで無視するんだよ……!」 床掃除のやり直しのせいで、時間に余裕がないのもあるが、相手をするのが面倒臭い。 それにしても俺に関する事ばかり、colorの事で来たんじゃないのか? 「アイのバカっ…俺を無視した事、後悔するんだからな!」 最後には、部屋に鳴り響く声を上げて彼は帰っていった。 事は、その日から始まった。 店のパソコンにウィルスを手土産にハッキングされた。 マスターには、一姫が来た事や俺とのいざござを伝えていたので、即撃退+逆探知したが。 繋がった先ば四季゙の幹部、春日 悟-カスガ サトル-。 「…透君、厄介な事になりそうな香りがするよ~。」 「…俺もします。」 誰もいない店内で、二人してため息をついた。
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