悪夢

3/5
前へ
/9ページ
次へ
ふと時計に目をやると、 18:15 「やっぱり、ラジオつけるか」 18時台の番組は面白いのだ。 カチっ。 スイッチを入れる。 途端、 ザザザザザ――――ッ!!!! 「っ!?」 ノイズしか聞こえない。 慌ててスイッチを切った。 …びびった。全力でびびった。 壊れたのか? 恐る恐るスイッチに手を伸ばす。 カチっ。 流れてきたのは女性DJのよく通る声。 「…何だったんだよ、さっきの」 まぁ、いいか。それより夢だ夢。 何だったかなぁ…忘れるってことは、そんだけ中身が薄いってことか?いや、中身の薄い悪夢って何だ。そんなん聞いたことないぞ…
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加