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ふと時計に目をやると、
18:15
「やっぱり、ラジオつけるか」
18時台の番組は面白いのだ。
カチっ。
スイッチを入れる。
途端、
ザザザザザ――――ッ!!!!
「っ!?」
ノイズしか聞こえない。
慌ててスイッチを切った。
…びびった。全力でびびった。
壊れたのか?
恐る恐るスイッチに手を伸ばす。
カチっ。
流れてきたのは女性DJのよく通る声。
「…何だったんだよ、さっきの」
まぁ、いいか。それより夢だ夢。
何だったかなぁ…忘れるってことは、そんだけ中身が薄いってことか?いや、中身の薄い悪夢って何だ。そんなん聞いたことないぞ…
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