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‐零亜‐
義父さんに言われて
受けてみた凜城高校。
首席合格できたからよかった…
凜城高校は全寮制男子校。
寮生活が始まる…
俺…仲良くできるかな…
ハハハ。
出来る訳ないか…
みんな俺を避けてる。
俺が来たら道が開いてた。
入学式で混んでるのに
誰ともぶつからず昇降口に着いた。
「狼牙の鬼神だ…」
「近寄るなよ…殺されるぞ…」
理由は、俺が狼牙の総長だから。
「えーっと
僕は何組かな~」
!…明るい声だ。
俺の隣に白髪の人が立っていた。
明るい人…だけど
なんだろ?
この感じ…
「!あー
僕、鬼神と同じクラスだ。
うわっ…直人もいる…」
昇降口の窓に貼られた
クラス表を見て言った。
…見覚えがあると思ったら…
狼牙の人、か?…
確か…神崎…だっけ?
…あれ?族狩りだっけ?
神崎「…ま
とりあえずいこっかな。」
「隼~まってよ💦」
?え…女??
でも…男子高校だから…
あの人男か…
神崎の後を追う華奢な人。
神崎「霊蘭遅いよ~。」
…隼って言うんだ…
女男は霊蘭か…
まぁ
いいや。
昇降口で靴を脱いだ。
変わった作りだな…此処。
一組が一番奥だ。
なんでかな~…
高校生活楽しくないような気がしてきた。
避けられるって悲しいんだぞ。
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