たった1つの大切なボタン。

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長かった卒業式も終わり、学校は生徒や親、先生で溢れかえっている 「どこおるんやろ…」 学校を走り回ること約10分。 ポケットに突っ込んどった携帯がいきなり鳴った 少し苛々しながら携帯を取り出したらメールが来とった 【屋上に来て下さい。】 俺は急いで走って来た道を引き返し、屋上に向かった "早く会いたい" 今はそのことで頭が一杯やった
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