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キーンコーンカーンコーン 「やばっ学校!」 走りだそうとしたが美少女に腕を捕まれ阻止される。 「おいっ!」 「時間がないの新!いい、あなたがこの世界にいると世界のバランスが崩れるの。はやく原世界に行かないと。」 「はぁ?何意味わからないこと言って「闇の力を消す光の力よ、我が血をもって扉を開きたまえ」…俺はお前に本気で殺意を覚えたよ」 中二病と刃物の持ち歩きで訴えてやろうか? 俺がイラついている時、美少女はナイフで自分の指を切り、地面に血を落としていた。 すると、地面に魔法陣が浮かびあがった。 「新も血をっ」 「はぁ!?何言って、いたっ」 美少女が無理やり俺の指切った。血が地面に落ちると同時に、魔法陣の光りが俺とを包みこむ。 「うっうわぁあああ」 なんだこれっ俺に何が起こってるんだぁああああ。 目を開けて見ると、目の前は学校があった。というか、さっきいた場所と一緒。 「着いたよ。新、私と一緒にきて。はやくしないと黒神に見つかってしまう」 …もうわかった。わかりました。あの光りと魔法陣はきっと、絶対、見間違えだ。そしてこの人は正真正銘の中二病だ。しかもたちの悪い。 「はぁ…俺、学校に行くから。中二病なら他でやってくれ。じゃあな」 「あ!まってっ私は」 美少女いや、中二病が何か言ったが俺には聞こえていなかった。
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