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あらすじ・登場人物
【あらすじ】
時は、後漢。
宦官の重用による、傀儡・腐敗帝政で、政治・経済は疲弊し、
黄巾の乱の勃発で、統治機能が綻びはじめた混沌の時代。
曹操、劉備は黄巾の乱の鎮圧に官軍として参加し、
頭角をあらわし始める。
魏・呉・蜀の三国鼎立は、まだ先…
これは、後漢王室がまだ存在し、曹操が、西園八校尉に叙される前後。
劉備玄徳・曹操孟徳が軍人として、未だ轡を並べていた頃のお話である。
素行が悪く、仙界を抜け出しては、
人間と麻雀・囲碁を打つ放蕩女仙人裕が、
曹操孟徳のイトコである夏候惇に一目惚れし、
押しかけ女房的に居候をはじめる。
夏候惇を夫として、仙界に連れて行こうと画策しながら。
だが、何故かよくオカルト騒動に巻き込まれる曹操孟徳に、
頼りにされ、気に入られてしまう。
曹操幕僚陣の居心地も良いので、ダラダラ逗留中。
そんな折、死んだはずの黄巾の乱の首謀者張角や、
九尾の妖狐が跋扈しはじめて…といった小話でございます。
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