プロローグ

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  馬木くんは、私に無いものを持っていた。 みんな、自分を隠して生きてるのに そうじゃない馬木くんに、私が惹かれないわけなかった。 だから、知ってたんだよ。 こんな、マイナスな自分が好かれる筈ないのに 知ってて告(イ)ったの。 馬木くんがそうなんだってこと、知ってたの。 大丈夫。 知ってたんだよ。  
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