気になる彼のこと。

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薄暗い部屋に携帯アラームが鳴り響く。 「げっマズイッ」 私はスマホを無造作に掴み時間を確認すると、毛布の温かさの余韻に浸る暇もなく急いで飛び起きた。 時刻は7時半を過ぎていた。 私は高校卒業して親元から離れ故郷である熊本から福岡に上京し現在は1人暮らしをしている。 急いで洗面所に行き顔を洗う。 11月初旬の肌寒い朝。 蛇口から出てくる水道水は眠気を一発で吹き飛ばしてくれる冷たさだ。
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