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暫くするとドタドタと廊下から走ってくる音が聞こえた。
そして、お母さんと私。
約一年振りの再開です。
「多恵子っ!!!あんたは帰ってこないで何してたのっ」
ピシャッガラガラドーン。
お母さんの雷、落ちました。
「ご、ごめん」
「でも元気そうで良かったわ。・・・あら?此方の方は?」
私から燎也さんに視線を映すお母さん。
「始めまして。藤村燎也と言います。何の連絡もせず突然押し掛けて申し訳ありません。本日は、多恵子さんと結婚させて頂きたく挨拶に伺いました」
キッチリ着こなしたスーツで堂々とお母さんに挨拶する燎也さん。
てか、いきなり本題入りますか!?
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