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有栖視点……
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あー、どうしよ……
結局……昨日はあれからすぐ逃げちゃったし……
怖くなったというか、自分でなんでそんなこと言っちゃったのかわからなくなったというか……
要するにテンパりました
あー、もう私がなに考えてるかさえもわかんなくなってきた
でも……なんだかんだ後悔はしてないかも……
とっさに口をついて出ちゃったけど、嘘偽りはないし……
いままでナ、ナギナギのことは普通の友達だと思ってた
なんか脳内で名前呼ぶだけで恥ずかしい……
いつからかな?昨日突然?なんかその前から好きだったような気もするけど……
う~ん………
好き………か~
これが恋なのかな~?
千代もこんな感じなのかな……
ボーッとしちゃってなにも手がつかない感じなのかな?
「庭園さん!!」
「あわっ!は、はい!!誰!?」
「だ、誰って……」
そう言って目の前の男の子は腰を折って膝をついた
あ、京くんだ……
「京くん……おはよう」
「お、おはよう……もしかして……今気づいた?」
「う、うん……」
「やっぱり俺……ダメなのか……?」
なんか今日はよりいっそうネガティブだな~
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