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京くんはなにやらブツブツ言っている……
そしてひとしきり呟き終えたあとゆっくりと立ち上がって私と向き合った
「いや……、改めておはよう」
「うん、おはよう～」
「とりあえず学校行こうか………」
「あ、うん」
そうして二人てならんで歩き始めた
それにしても………
京くんには最近なんか避けられてる感があったからな～
京くんから話しかけてきてくれるとは思ってみなかったな～
「庭園さん……」
「ん？なに～？」
「その……昨日は……さ」
「！！！！！！」
き、昨日！？
「その……宇佐美さんと二人きりにしてくれて……ありがとね」
「………………え？」
な、なんだ～、そっちか……
「ち、千代と何かあったの～？」
「何ってわけじゃないけど……これからもよろしくねって……あといままで避けるような態度でごめんって……」
「…………なるほど～」
「庭園さんにも言わなきゃなって思って……」
だから話しかけてきてくれたんだ
「これからも……よろしく！」
「うん！もちろんだよ～！」
京くんも頑張ってるんだなぁ～
「ところで……さ？」
「うん？」
「昨日何かあったの？」
「……………えっ！？」
え！？もしかして知ってるの！？
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