662人が本棚に入れています
本棚に追加
「あー、いや……なんかさっき昨日って言ったときものすごい動揺してたから……」
あらら……
そんなわかっちゃうほど態度に出ちゃってたか……
ど、どうしよ~?
「ナ、ナ、ナニイッテルノ~?ソ、ソンナコトナイヨ~?」
「庭園さん……明らかにおかしいよ?」
しらばっくれるの失敗!?
結構うまくやったつもりなのに~
「もしかして……凪と何かあった?」
「!?!?!?!?!?!?」
エ、エスパー!?
「ナ、ナギナギ……トハ………ナンモ……ナカッタ………ヨ?」
「もはやちょっと怖いよ?庭園さん」
こ、怖いって……
なんかもしかして自分から答え言ってる?
「あ、あれなの?京くんはエスパーなの?」
「姉さんと母さんは読心術つかえるみたいだけど……俺は心なんて読めないよ?」
「お、お姉さんとお母さんは何をしてる方なの?」
「う、うーん、普通の高校生と主婦だと思う……」
普通の高校生と主婦は超能力は有していないと思います~
「ってことは凪と何かあったんだね……?」
あ
……………
「………………………は、はぃ」
は、恥ずかしい………
「そんな声ちっちゃくして顔真っ赤にさせて恥ずかしがるなんて………まるで告白したのがばれたみたいだね」
あはは
と京くんが笑った
エスパー一家には敵わなかった…
「………………………///」
「………え?……ほんとに?」
「………///」
コクコク
観念した私は何も言わない代わりに小さく数回頷いた
は、恥ずかしい………///
最初のコメントを投稿しよう!