想いっ!うーんとあれ?

20/26
前へ
/226ページ
次へ
京太視点… 凪のやつ…動揺してる? 2人の会話を少し離れた位置から見ててそう思った 話している内容は聞こえなかったがおそらく告白のことについてだろう 長年凪の友達をやってるからなんとなく想像はつく でも、そのことについて話してる割には凪が少し表情を変えすぎてる気がする 苦しい顔をしたり…安心したような顔をしたり… 「京太くん?どしたの?」 「いや…2人の仲が怪しくなってきたなぁと思って」 「え!?ホントに?」 そう言って宇佐美さんは目を輝かして前方の2人見つめた うわぁ…目がすげーキラキラしてるよ… 「で?どんな感じになったの?」 「うーん…まだどうなったとは言えないけど…」 「でも、京太くんの目から見ていい感じの雰囲気になってたんでしょ?」 「う、うん…まぁ」 「ほらほら!私の作戦に間違いはなかったってことだね!」 そう言って宇佐美さんはエッヘンと胸を張った 宇佐美さんの胸部が強調された 大きすぎずしかし小さくはない程よい感じの大きさの胸が俺の隣で自己主張してきた 「そ、そうだね…」 俺は何となく恥ずかしくなって宇佐美さんを直視せずに答えた 「ん?なんで京太くん顔赤くなってんの?」 主にあなたの天然な行いのせいです 無意識でやってるらへんがかなり恐ろしい 凪のこと言えないくらい俺も動揺してんじゃん… 「これはもうジャンジャンと作戦を立てていくしかないね!」 宇佐美さんは拳を握りしめ意気込んだ まぁ、何にせよ凪の気持ちを確かめなきゃな… 俺の予想だと多分…
/226ページ

最初のコメントを投稿しよう!

662人が本棚に入れています
本棚に追加