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凪視点…
「うーん…」
ゴキゴキッ
あー、いい音なった
伸びすると骨がなるよね…なんでだろ?
今日の授業はなかなか凄かったなぁ……
微分とか習ってないけどこんなもんなんだな…
思ったより難しくなくて安心したって感じだな…
というか、京太…途中からダウンしてたけどまだダウンしてるよ……
京太は中学の時から数学苦手だったもんなぁ
この高校に受かるために美春さんから無茶苦茶に叩き込まれたらしいけどな……
解けなかったら監禁された部屋で美春さんの色仕掛けに永久に耐え続けるという荒行をさせるって聞いたな…
美春さんの色仕掛けとか……俺ならすぐに終わりそうだ…
「む~…」
ん?
「凪、今変なこと考えてた」
「えっ?」
あ、有栖さん?
「鼻の下めちゃくちゃ伸びてたよ~…?」
「あ、あー…いやこれは…」
「どういうこと~…?浮気~…?」
い、いつもの間延びした有栖の声がなんだか怖く聞こえる……
「ち、違うよ!その……あ、有栖のこと考えてた……!」
「え?」
あ、しまった…!
これじゃ完全に変態じゃねぇか!
「わ、私のこと考えて鼻の下伸ばしてたの?」
「あ、あー…その…いや」
「もう!凪のえっち!!」///
バシッ
「い、痛い!」
あ、有栖……照れ隠しに叩くのはやめて…
普通に痛い……
そんな感じでイチャついてると……
ガタタッ!!
「え!?今度は何?」
俺の席の前の方から物凄い椅子の音がしました
誰かひっくり返ったのかな?
と思い見てみると……
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